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福祉と地域は、どうすれば日常の中でつながれるのか

福祉と地域は、どうすればもっと自然につながることができるのか。

 

 

これは、mi&goがずっと考えている問いの一つです。

 

「障がい福祉について知ってください」

「地域交流に参加してください」

そう呼びかけることも大切です。

 

 

でも、それだけでは、もともと福祉に関心のある人とのつながりに限られてしまうこともあります。

 

もっと日常の中で、福祉と地域が出会う方法はないのだろうか。

そんなことを考えながら訪れたのが、群馬県沼田市のSONATARUEさんでした。

 

福祉施設というより、「小さな街」。

 

SONATARUEには、福祉の機能だけではなく、温泉やレストラン、ウェルネスなど、地域の人が利用できる場所があります。

障がいのある人。

そこで働く人。

食事に来る人。

温泉を利用する人。

子どもたち。

 

さまざまな人が、同じ場所を行き交います。

 

見学していて印象的だったのは、

「交流しましょう」と言わなくても、人と人が出会う構造になっていること

でした。

 

交流を、イベントにしない。

 

地域交流というと、

交流会を開催する。
イベントに招待する。
一緒に何かをする。

そんな形を考えがちです。

 

もちろん、それも大切です。

でも、日常はイベントではありません。

 

食事をする。

お風呂に入る。

仕事をする。

子どもが遊ぶ。

そんな普段の暮らしの中で、自然に違う人と同じ場所を共有する。

 

 

SONATARUEを見て、

交流を「頑張って起こす」のではなく、自然に起こる環境をつくる

という考え方があることに気づきました。

 

 

地域の人が来る理由は、「福祉」でなくてもいい。

 

 

もう一つ、とても印象に残ったことがあります。

地域の人が、この場所へ来る理由です。

 

福祉を学ぶためではありません。

食事をしたい。

温泉に入りたい。

家族で過ごしたい。

そんな、それぞれの日常の理由で訪れます。

でも、その結果として、障がいのある人と同じ場所で過ごすことになる。

ここに、とても大切なことがあるように思います。

 

福祉への理解を広げるために、

福祉を理解してもらうことから始めなくてもいい。

 

 

先に、出会う。

同じ場所を使う。

同じ地域で暮らす。

理解は、そのあとから生まれることもあるのではないでしょうか。

 

福祉を、福祉の中だけで完結させない。


mi&goが掲げている「いらないをつくらない」は、モノだけの話ではありません。


人と地域との間にある分断も、できるだけつくらない。

福祉だけの場所。

教育だけの場所。

企業だけの場所。


そうやって役割を分けるのではなく、ときにはつないでみる。

SONATARUEを見て、そんなことを改めて考えました。

 

 

大切なのは、同じものをつくることではありません。

なぜ、そこでは人と人が自然につながっているのか。

その仕組みを考えること。

福祉に来てもらうのではなく、

地域の人が日常的に来たくなる理由をつくる。

 

 

その先に、これまでとは違う福祉と地域の関係が生まれるかもしれません。

 

 

これもまた、mi&goが今、向き合っている問いです。

 

SONATARUEの皆さま、ありがとうございました。

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