仕事をつくるだけで、人は前に進めるのか。
mi&goはこれまで、「働くこと」をつくることに向き合ってきました。
仕事をつくる。
働く経験をつくる。
誰かから必要とされる役割をつくる。
でも、現場にいると、それだけでは解決できない問題に出会います。
仕事があっても、暮らしの土台がなければ、働き続けることが難しい。
そんな現実です。
たとえば、働きながら子どもを迎えようとしている若い家庭。
仕事はしている。
これからも働きたいと思っている。
それでも、住まいや経済面、周囲とのつながりが不安定であれば、暮らしそのものが揺らいでしまいます。
そこで、私たちは一つの問いを持ち始めました。
空き家を、誰かの暮らしを支える資源にできないか。
萩には、使われなくなった家があります。
一方で、安心して暮らせる場所を必要としている人もいます。
これまでmi&goは、
捨てられるものから仕事をつくる。
地域の資源から学びをつくる。
これまでつながらなかった人や企業をつなぐ。
そんなことに取り組んできました。
ならば、住まいでも同じことができないだろうか。
使われなくなった空き家を、
働き続けたい若い人や家族が、
暮らしを立て直すための場所に変えることはできないだろうか。
私たちはいま、
「空き家 × 伴走支援」
という仕組みの可能性を考え始めています。
ただ家を貸すだけではありません。
仕事、暮らし、子育て、地域とのつながり。
それぞれを別々の問題として扱うのではなく、一緒に考えていく。
そんな仕組みが、この地域には必要なのではないかと考えています。
まだ、答えはありません。
誰を対象にするのか。
どんな支援が必要なのか。
誰が運営を担うのか。
継続できる事業にできるのか。
考えなければならないことはたくさんあります。
それでも、
「仕事さえあれば大丈夫」と考えないこと。
そこから始めたいと思っています。
そして、もし、
「使っていない家を、誰かの暮らしのために活かしたい」
「mi&goのこの取り組みなら、一度話をしてみたい」
と思ってくださる空き家オーナーの方がいらっしゃれば、ぜひお話を聞かせてください。
使われなくなった家と、暮らしの土台を必要としている人。
まだつながっていない二つをつなぐことで、何が生まれるのか。
これもまた、mi&goがいま向き合っている問いです。

