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【コープラボ】言葉をつくることは、誰かを想うことだった。

2025年度のひっくりラボ・コープラボを終え、生徒たちから感想をいただきました。

その言葉を読んで感じたのは、単に「楽しかった」「勉強になった」ではなく、物事の見方そのものが少しずつ変わっていたことでした。

僕らは、教室でモノを作るんじゃないんですよね。
明日の見方を変える、その考え方を習得しようとした1年でした。

1. 当たり前を問い直した

今回の感想では、「言葉を使っているのに意味を説明できない」という気づきが出ています。
これはとても価値があります。

学校では正解を求める場面が多いですが、ひっくりラボでは、
“知っているつもり”を崩し、自分の言葉で捉え直す時間 が生まれていたと感じます。

2. 他者への想像力が育っている

辞書づくりを通して、

  • 大切な人を亡くした人
  • 悲しみの中にいる人
  • さまざまな状況にある人

を想像しながら言葉を書いた、という点はかなり重要だなと感じます。

3. 「社会」と自分がつながった

「私たちの生活はたくさんの人とのつながりの中で成り立っている」という感想は、かなり本質的です。

授業が教室内で完結せず、
社会の現場や他者の営みと、自分の日常がつながったことで、この先の教科書の意味合いも
変わってくるのではないでしょうか。

4. 正解のない問いに向き合った

「右を物を使わずに説明するのは難しかった」。

その通りですよね。
そして、自分たちで言葉を定義していくなんて、思ってもいなかったですよね。
今までは誰かが作っていたから。

でも、これで作る側に、届ける側にたてたということ。
正解のない問いに向き合い続けたからだと思います。


辞書を使うことはあっても、自分で作ったことはなかったので、新鮮な気持ちでした。
当たり前に使っていた言葉には、様々な思いが込められていることがわかりました。
また、自分の今までの生活を振り返ることができ、私たちの生活はたくさんの人との繋がりの中で成り立っているのだと気づくことができました。
普段よく使う言葉も、どういう意味かを聞かれると答えられないことも多く、自分が多用している言葉の意味を改めて確認しようと思いました。
私は今まで、周りの人がくれた言葉にたくさん励まされてきました。
私たちが作った辞書で、大切な人を亡くし、苦しみと悲しみの中にいる人たちが少しでも前向きな気持ちになってもらえたらと思います。

「別れ」は悲しいことばかりだと思っていて、お葬式は特に悲しむことしかできないという印象でした。
しかし、コープラボを通して、家族を亡くした親族の方々をいろいろな方法で支えることができるとわかり、悲しみだけではないと知りました。

さまざまな状況に立っている人のことを考え、思いやり、言葉を書くことができた。
一番印象に残っているのは、海外に行くとどんな経験が得られるか、また、それは日本ではできないか、という内容だ。
私は海外でしか得られないものがたくさんあると考えている。
しかし、自分から話しかける勇気や、いろいろなものをよく観察する力などは日本でも養える機会はあると感じた。

お別れの場に置く辞書作りを行い、言葉や言葉の定義など、さまざまなことを考えることができた。普段考えないようなことが問いになっていたので、深く考えるよい機会になった。
「右」の定義を、物を使わずに説明をするときはとても難しかった。

辞書作りをする中で、さまざまな言葉を自分なりに定義したり解釈したりするのは難しかったけれど、新しい発見や気づきがたくさんあった。葬儀場に訪れた方の心が少しでも軽くなるようなものを考えられたと思う。

 

 

 

 

コープラボは、何かを上手に作る場というより、
日常に目を向け、問い直し、言葉にし、誰かとの関係の中で「生きる」を考える場となりました。

メルセダリアンインターアクトクラブの皆さん、
株式会社コープ葬祭の皆さん、
1年間、本当に、本当にありがとうございました。

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