【×パナソニック】写真は1枚。でも心に残った瞬間は無数に。
今日は、東京からパナソニック株式会社さんの社員さんをお招きしての特別授業。
メディアの方にも3社ほど取材に来ていただき、
弊社以外からはパナソニックさん側5名の方にもご協力をいただき
グループワークを進めていきました。
でも、実は、今日の授業では写真をほとんど撮れませんでした。
気づけば手元にあるのは、この1枚だけ。

でも逆に、それが今日の濃さを物語っているのかもしれません。
サーキュラーエコノミーを「自分ごと」にする。
パナソニックさんのお話のテーマの1つは「循環型経済(サーキュラーエコノミー)」。
教科書やニュースで見ると、とても大きな話に感じる言葉ですが、
今日のラボでは、それを生徒たちが“自分ごと”として考える時間になりました。
生徒から飛び出したアイデア
「リサイクルしやすいように、なるべく同じ素材で商品を作る」
「分解して再利用しやすい商品企画が必要」
そんな言葉が、生徒たちの口から自然に出てきたのです。
まさに「大きな地球の課題を、自分のアイデアにひっくり返す力」。
この瞬間を目の当たりにできたのは、大きな収穫でした。
次のステップは「分解現場」から
最後に生徒とのやり取りの中で私が強く思ったのは、
このアイデアをもっとリアルにするために「分解の現場」を見てもらいたい、ということ。
私たちmi&goが運営するリサステ(ドライブスルー型ゴミステーション)では、
実際に家具や家電を分解する作業が日常的に行われています。
そこを見れば、素材ごとに分ける難しさや、再利用の工夫が一目で伝わるはず。
「分解現場から商品企画へ」
2学期の商品企画の際には、
ひとつの切り口になりそうです。
写真以上に残ったもの
今日の1枚の写真は、授業のほんの一場面。
でも実際には、その何倍も深い学びとアイデアがありました。
ひっくり返す視点が、今日のような掛け算の中で生まれたことは、
このラボの当初の狙い通りであり、とても充実した1日でした。
ご協力いただいたパナソニック株式会社様、パナソニックマーケティングジャパン株式会社様、服部産業株式会社様、ありがとうございました。

